3万人以上と会話した接客のプロが教える雑談力

悩む美容師の教科書





なかなか営業が忙しいのと、ツイッターにほぼ埋もれてましたww
前回のブログは僕が書いた記事の中で1番反響がありました。

 

一万人に嫌われて叩かれても、一人助けられるならそれでいい。

 


僕が数万時間、200万円以上かけて構成していった美容師の生き方を無料で提供してるだけ。

 

美容師を楽しいと心から思う人が増えればそれでいい。

では前置きが長くなりましたね。今回のテーマはこちら。

 

 

すいません。今回からリアルな技術ロジックに入ろうと思ってたんですが、その前にこえれだけは外せないなと思いまして。

雑談力」表現を変えるとコミュニケーション能力でもいい。これは対人物における職業での特別な能力です。

学校にもいますよね?同級生はもちろん、先生や後輩とも仲良くなってすぐにコミュニティの中心にいる人。

僕は全然そんなタイプではなく友達も少ない、いわゆる人見知りでしたww

 

そんな僕も今ではどんな年代でも性別でも、お客様と延々と楽しく喋れるし盛り上がれる。

クリスティは矯正&カラーが多いので平気で4時間とか同じお客様が滞在してますが、全く苦もなくお話させていただいてます。

 

 

いわゆる雑談力はもともとの性格ではない、訓練と場数によって洗練される立派な技術です。

 

 



雑談のポイントその①扉はノックする

 

少し抽象的ですが、まず初対面の人物と接する時はお互いにパーソナルスペースがあるもの。

それは、 体の物理的な距離と精神的な心の距離の2つを指しています。

初対面でいきなり内面に直結する話は抵抗がある人が多いでしょう。

逆に天気や食事の話なんかは人を選ばず、誰にでも共通して使える話題です。

 

「木戸に立ちかけし衣食住」

 

気象、道楽(趣味)、ニュース、知人、家庭、健康、仕事、衣類、食事、住まい

これはサービス業なら一度は目にしたじことはある話題のとっかかりです。

この中でも、ノックに適していないのは家庭・健康・仕事と場合によっては住まいになります。

それ以外は年齢や性別を問わずに使えるので、まずはこれを使って相手の反応があった時は第二段階に進めます。

ここでの反応とは「今日は寒いですね」や、「涼しそうな服ですね」などの多くて3つの問いかけ、会話のキャッチボールしませんか?というこちらの意思に対しての反応です。

 

あからさまな無視はないにしても、投げかけられたボールに対してのみ答える「そうですね」や「はい」のみの、聞かれたから答えたにすぎない反応は扉のノックが返ってこなかったということです。

 

 

その場合はそもそも相手に会話の意思がない、もしくはこちらに何かしらの問題がある(たまたま苦手なタイプ、印象が悪かった)場合なので、それ以降はノックしすぎるとマナー違反です。

 

逆に「そうですね。一気に寒くなりましたよね」や「私は暑がりなので半袖が多いんです」などの、 投げかけたボールに対して相手も新たなボールを投げてくれた時は、ノック成功で次の段階に進みます。

 

 



雑談のポイントその②共感力

 

①で書いてある「木戸にたちかけし衣食住」はあくまでもきっかけの作り方に過ぎません。

相手がお話し好きな場合は、相手もそれを使って無難な返球をしてくれるので会話は成立します。

しかし、それは お客様が気を遣っているだけでこちらの技術不足です。

お客様を自分の味方、ファンにするその一つが共感力

 

共感力とは、①の返しにあった
「一気に寒くなりましたね」という返球に対して
「本当ですよねー!朝布団から出たくないです」という相手の肯定+あるあるの話をぶっこむと
「この人は話がわかる人だ」と判断され距離感は劇的に近くなります。

 

自分「涼しそうな服ですね」
相手「はい暑がりなんです」
自分「自分も暑いの苦手で、汗とまんなくなっちゃうんです」

など、相手が自分の好みや性格を伝えてくれた時に威力を発揮します。

もちろん、 嘘をついてまで合わせると後で無理が出ますがある程度は嘘もご愛嬌。

接客のプロなら盛り上がり味方が増える共感力は使わないと損です。

 

それともう一つ共感力には、会話のスピードと声のトーンを合わせるという手法があります。
声が大きくて溌剌とした喋り方の人は、やはり同じような喋り方をする人とグループを組んでいることが多いです。
「あ、この人も同類だな」という親近感をもたせるのは有効な手段です。



雑談のポイントその③連想力

 

共感力は相手が共感ポイントを出してくれた時に威力を発揮しますが、その瞬間は限定的です。

そのためにキャッチボールをしながらタイミングを図る必要があり、やり取りをし続けチャンスを生む力が連想力。

相手の返しの「一気に寒くなりましたね」のフレーズに対して、どういう返しができるのか連想するということです。

  • 寒い→もう秋だから
  • 寒い→朝が辛い
  • 寒い→もう暖房をつけた

という風に、寒いに連想するワードを無限に生み出すのが会話上手のポイントです。

一つ波が出来ると話題は無限。

そのスタートは無難な木戸にたちかけし衣食住ですが

  • もう秋だから→紅葉→行楽→旅行→食事
  • もう秋だから→ハロウィン→コスプレ→渋谷の騒動

話題は移り変わり会話は弾んでいく。最初のノックと波を作ってしまえば後は簡単で、その波を生み出すのが連想力。

 

実際に鍛えるのは誰かと雑談するのが1番のトレーニングですが、一人でも寝る前に鍛えることが出来ます。

赤→りんご→青森→寒い→雪

という風に、昔あったマジカルバナナ(若い人は知らないかw)的な要領で、 3秒以内に次のワードを探しながら思考の瞬発力をつけるといいでしょう。

 

さらに、それを携帯なりパソコンでメモをしながら進めていき、後でワードの一つ一つを深掘りします。

例えば青森のワードならその伝統行事や、りんごなら旬や種類などを何か一つ新しい知識や連想力の幅を増やし、雑談の流れ道を新規開拓していきましょう。




雑談のポイントその④察知する力

話題の波を作っていくわけですが、その波の大きさを変化させるのが察知する力。

簡単に言い換えると「 相手が興味あるのかないのか」というところの判断です。

相手の年齢、服装や雰囲気、会話している場所、性別などに応じて波を修正していくわけです。

例えば50代の人に秋からのハロウィンで、「コスプレしたんですか?」
まぁほぼするわけないでしょうがっていう話です。

 

僕だったら女性なら秋からの食事の話題にふります。
秋→サンマばっかり食べてる→鍋や野菜が高い話。

男性だったら三連休の旅行の話にふってみて、
秋→三連休の旅行や予定→仕事の休みの話、家族の話。

 

という風に相手の背景を読みながら情報をもらい(子供の有無や仕事、出身地)その情報をふくらませながら 相手の得意分野、好きなことに着地していく。

連想しながら波に乗り、好きな話題や逆に地雷などの心のひっかかるところを察知する。

そして共感力を含めて一気に近づく。



 

雑談のポイントその⑤人間力

これらを発揮するにもあらゆる事や物に対してかじっている方が強いです。

相手が興味あって自分の知らない分野を教えてもらうのも有効です。

しかし、全くかじりもしていないと共感力や連想のしようがありませんので、 会話の流れは相手次第になりプロのサービスとは言えません。

特にアシスタントは時間も金銭的にも余裕がないかもしれませんので、美容師にとって簡単で絶大な効果がある話題を紹介します。

それは料理です

女性のお客様が多く、年齢の人口分布的にも若いお客様が減っていくのがこれからの時代背景です。

特に男性の若いアシスタントさんが料理が趣味や自炊して節約しているのは、 ギャップがあったり年上の女性からすると好感度は高く親近感がわきます。

料理をしないお客様に「僕こんな料理するんです」なんてひけらかすのは論外ですが、共感しやすく季節感があり、教えてもらうスタンスもとれます。

他にもアウトドア、音楽、趣味などお金や時間はかけなくてもいいので色々なことにチャレンジしてみてください。

会話や雑談力は人間力から。



 

雑談力が美容師に必要な理由

僕がアシスタントに練習に時間やお金ばっかり使わせたくないのは、 人間力や雑談力にその余裕をもたせたいから。

練習して上手くるのはお客様を喜ばせる方法ではあるけど、それと同じだけ人間力も大切だと考えています。

同じ失敗をしても、上司やお客様に怒られる人とそうでない人がいます。

 

贔屓や差別をしている人が悪いのではなく、贔屓してもらえない人間力のない人が悪いのです。

 

もちろん人間ですから相性や生理的なところもありますが、コミュニケーション能力や雑談力をフルに発揮し、周りの人間を味方にしてしまえば無敵です。

いろいろな立場や年齢、性別の方と長時間お話させてもらえる職業はそう多くありません。
お客様も自分も楽しんでいきましょう。




 


 

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フォローやリツイートしてなんて言わないから、ここのカテゴリーでやってほしいことや悩みなんかも気楽に伝えてきてください。
アシスタントや売れないスタイリストの力になれるように約束します。




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