縮毛矯正のストレートに飽きて、デジタルパーマで可愛くイメチェンしたい!
そんな人も多いと思います。
しかし縮毛矯正にデジタルパーマは、失敗率がダントツで一番高いメニューです…
「こんなはずじゃなかったのに…」
となってしまった人を何百人と見てきました。
今回はそんなデジタルパーマの失敗例と原因、そして補修例をご紹介。
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一名様のみ5000円でパーマ落としが可能です。
詳しくはブログ下部まで!
デジタルパーマとは!?
パーマにはいくつか種類があり、
- コールドパーマ
- デジタルパーマ
- エアウェーブ
と大きく3つに分かれます。
常温の液体のパーマ液をつけ、加温などはせずにパーマ処理をします。
特徴は濡れている時にしっかりウェーブが出て、乾くとゆるくなっていきます。
そしてエアウェーブ。
パーマの工程の中に風による乾燥が入ります。
感覚的にはコールドパーマとデジタルパーマの中間的な存在ですね。
そして今回のデジタルパーマ。
パーマのもちは一番良く、縮毛矯正をした髪に唯一パーマをかけられるのがこのデジタルパーマです。
しかしそこには大きな失敗の可能性も潜んでいます。
縮毛矯正になぜコールドパーマはかからないの?
まず大前提なのが縮毛矯正をした髪にデジタルパーマ以外は絶対にNGです。
これは縮毛矯正のかけ方や、パーマの上手い下手とは関係なく原理的に不可能です。
縮毛矯正は180度前後の高温で、タンパク質を変性させて形状を変化させています。
よく例えられるのが、生卵を卵焼きにして形を変化させているので、元の生卵には戻らないよねってことです。
熱のタンパク質変性は不可逆!
そしてコールドパーマは、タンパク質の変性をすることができないので、ただパーマ液で傷めつけるだけで、キレイなカールは絶対に出ません。
そこを無理矢理カールやウェーブが出るくらいの薬剤や放置時間にすると、髪がクラッシュしてしまい、
このようにただのバサバサになってしまいます。
薬をつけて一時間半くらい放置されたらしいです…
今回の主題ではないのですが、一応補修のアフターを。
見せたがりぃ!
そして唯一、縮毛矯正にデジタルパーマをキレイにかけられる(可能性がある)デジタルパーマの失敗例と原因をご紹介。
デジタルパーマはなぜミスされやすいのか
ますは2つデジタルパーマの失敗画像をお見せいたします。
まずはこちらのお客様。
縮毛矯正とカラーを定期的にしてらっしゃる状態で、ストレートに飽きてデジタルパーマをかけました。
ちなみに美容師さんは止めたほうがいいと言ってたのを、頼み込んで施術してもらったみたいです(笑)
まぁかと言って、毛先はバサバサになってしまい大変な状態には変わりません。
右側はダメージで切れて短くなっています。
そしてもう1人のお客様は
デジタルパーマでチリチリにかかっていたうえに、焦った美容師さんがパーマを緩めようとしたのか、ズタズタに梳かれていました。
お客様は重め希望だったようなので、重さの修正には数ヶ月かかってきます…
デジタルパーマで失敗する原因としては、
- 1液が髪に対して強すぎる
- カットや、クセ毛とのバランスが取れていない
- 上まで巻きすぎ
- そもそもデジパをかけてはいけないコンディションだった
といったところでしょうか。
もちろん、理由がいくつも重なっているケースもあります。
こちらの画像のお客様はコンディションの問題。
こちらの画像のお客様は上までかかりすぎたパーマを、弱くしようとしてカットのバランスまで崩してしまっています。
他にも縮毛矯正を半年以上かけていない状態で、毛先のストレート部分がなんとか髪の収まりを維持できている、ギリギリの状態のケース。
美容師さんがそれを見抜けずに、お客様の要望だけを聞いてパーマをかけると大爆発します。
パーマはコンディション、カット、パーマ技術、ライフスタイルなどすべてがマッチして初めて成立します。
いくら上手な人でも、コンディションやライフスタイルが合わないだけで、どんなにパーマ自体をキレイにかけても失敗が起こります。
朝起きて何もしなくても、素敵なカールになっていると思っているお客様に、説明無しにデジタルパーマをかけるとその時点で、理想とはかけ離れた仕上がりになってしまいます。
デジパ失敗の補修例
では最後になりましたが、Hiroなりのデジパの補修を御覧ください。
丁寧にパーマを取り除いて少し長さも切りました。
カットのバランスもかなりキレイになっていると思います。
ダメージそのものは直ることはありません。
ですが最低限の薬剤でパーマを取り、キューティクルを整えてあげると一見ダメージしていないかのように見せることはできます。
正直に言うと、実際にどの程度キレイにツヤが出るのかは、やってみないとわかりません。
パーマは取れますが、髪のダメージ次第では多少のパサつきは残ります。
それでも髪がバサバサで、スタイルとして成立していない状態ではいられないと思います。
デジパでチリチリになってしまい、どうしていいかわからない人はHiroまでご相談ください。
ここぞとばかりに、直りもしないシャンプーやトリートメントを押し売りしたりもしません。
パーマ液で起きた事故はパーマ液でしか解決できません。
年中パーマ落としや縮毛矯正をしてるので、パーマ液の怖さは誰よりも理解しています。
ご相談は下記公式ラインまでお気軽に。
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