さあ皆新しいお店を探してるかな?
ここまではお店自体にフォーカスあててたので、次は人にあてていこう。
スタッフって大切なんです
まず経営者経営者は、お店の方向やシステムが決まるから一番大切なところなんですが、お店のスタッフって一番密接にあなたと関わってきます。
20~24歳の辞めた理由の8%が人間関係です。
8%が辞めていくくらいって結構大きな悩みですよね?
しかも辞めてない人も含めたら、それはすごい数になるんじゃないのかな。
特に美容師はスタイリストの先輩やアシスタントの先輩から、営業のやり方だけでなくて、根本的な技術指導も入ってくる。
だから先輩がクソなら苦悩する事は間違い無い。
見分け方なんだけど、ある程度続いてるお店だとこの2つ。
- 若いスタッフばっかり。
- 逆に40~50しかいない。
この二つのパターンで、ずっと求人出してるのってかなり嫌な匂いがするよね笑
ある程度の若いスタッフばかりなのは、単純に続いていないんだろうね。
スタッフがどんどん辞めていくからには、条件以外にもそれなりの理由があるんだろうし、そこで育ってスタイリストになったとしても、長く続けようと思わないお店なんだと思います。
逆に40~50代が多く、上ががっちり固まり過ぎてると、下が育たないパターンですよね。
悪く考えるとイジメがあったり、自分達の小間使い(奴隷)が欲しいだけのケース。
そりゃ間がポッカリ空いてきますよ。
辞めていくのは最近の若い人たちが悪いんじゃなくて、後輩一人幸せな美容師にできないおっさんたちが悪い。
でも基本的に、あまり若いスタッフだけで構成されているより、大人なスタッフがいる方がいいと思います。
一般的な会社に比べて、三年以内の離職率が80%前後の美容師は、構成スタッフがどうしても若め。
一見同世代が多いのって楽しく思えるかもしれないけど、社会人歴数年の20代前半に教育って厳しいですよね。
1年や2年早く働いてるだけじゃ正直、土壌は後輩と大差ない。
若い先輩の教えることの練習台にされるのがオチです。
若くても適性がある人ももちろんいると思います。
でも技術職なだけあって、自分が学ぶよりも教えるのはもっと難しい…
君たちは受験勉強を、教育実習の先生に教わりたいかな?
ベテランの先生の方がわかりやすいと思います。
かと言って20~30代がいないお店のベテランの先生が、指導者にむいているとも限らない。
むしろ、むいていないから間が空いてしまっているんだろう。
ある程度の年齢でスタッフをきっちり教え、指導者としての経験があるスタッフや経営者がいるお店を探す。
そこで必ずしも重視しなくていい事がある。
人気スタイリストといい先輩とは別
売上がよくて腕のいいプレイヤーが、腕のいい先生なわけじゃない。
世界一のプレイヤーの監督やコーチは、NO.1 プレイヤーだったのか?
違う事が多いんです。
売上を叩き出す美容師は才能があっても、指導者としての才能とは別。
後は新規オープンのお店は、1年目のアシスタントの子達は避けた方がいいかな。
オーナースタイリストも1年目だから、めんどくさい事が多い笑
・他にはアットホームな(経営者にとって都合のいい)お店。
・大家族主義(親の言うことは聞くべき)お店。
ですからね笑
公私混同は目に見えるし、家族?従業員様ですよ。
「働いていただいてる」って感覚が無いのは致命的だと思います。(もちろん雇っていただいてるも大切)
たまに勘違いしたスタイリストが「俺がスタッフを支える売上を稼いでる」とかおっしゃてます。
いやいや、今時そんなセリフ専業主婦の奥さんにでも、言ったらアウトだから笑
アシスタントの給料は恵んでいただいてるのではなくて、ちゃんと労働した分の対価報酬だから。
そんなセリフ労働させずに給料あげてから言えw
条件としてはこの4つ。
- ある程度大人な年齢のスタッフがいる。
- 年齢層が偏りすぎていない。
- 面接の段階で自分からお金や休みの話のしてくれる。
- 夢ばっかり語っていない。
経営者と面接した後に、よさげだったらお客様として予約して、チーフクラスにカットしてもらったりもいいでうよね。
何年も働くお店を探すんだから、多少の手間かけた方がいいしね。
その辺を頭に入れて探してみるといいんじゃないかなーと。
きっといい職場に出会えます。