皆様こんにちは。気づけば2月に入っちゃいましたね笑
なかなか忙しくてこっちを更新できていなくて申し訳ないです。
今回のテーマはこちらでやっていきますね。
脱!練習!!おばちゃんブローのアシスタント簡単検定合格
ってことで今回も先に動画をご準備させていただきましたので、まずはそちらをチェックしてみて下さい。
動画はさらっと全体のポイントを解説しながらやっているので、ブログでも詳しくポイントを解説しながらやっていきます。
検定や美容師の技術はコツが重要になります。
ここでも解説していますが、練習する時間が大切なのではなくて、コツを正確に理解していかに未来の自分ではなく今現在の自分が結果を出すかが重要になります。
いつかの自分ができるんじゃない。今、この時間に僕があなたをできるようにします。
おばブロのポイント①仕上がりのバランスを理解する。
まずはなんと言ってもここがわからないのに、練習するのは時間の無駄です。
練習している10代~20代の美容師アシスタントには、おばさまブローの美しい仕上がりバランスを理解している人は少ないと思います。
ゴールがわかっていないのに闇雲に歩いても目標には近づきません。
今回のおばちゃんブローはショート寄りではなくて、より難易度の高いクラシックなボブレイヤーの、いわゆる聖子ちゃんブローをゴールにやっていきますね。
これができればショート系のおばさまは簡単です。
まずこちらが正解のシルエットです。
まずは全体のシルエットの特徴としては、トップに高さがあり、ハチ周りはわりとタイトになっています。
そして再度のリップラインくらいの高さにボリュームポイントが来ています。
サイドのボリュームポイントは長さによっても変わってきますが、基本形はこのAラインを目指してブローしていきます。
細かい所を見ていきますね。
サイドを綺麗に後ろに流すために、 一度前に来てから後ろに流れています。
トップ・前髪、そしてハチ周りはそれぞれが別の方向を向いているにも関わらず、それぞれに割れ目ができていないのもポイントです。
つまり、ブロッキングごとの繋ぎ目は少しダイレクションしながらブローしていくと完成度は高くなります。
ちなみに、今のおばさま世代はトップにボリュームが欲しいことが多いので、画像の聖子ちゃんは前髪が降り気味ですが、ここではリバース気味に仕上げて練習していきます。
おばブロのポイントその②根元のボリュームコントロール
さて、ここからは前回の記事の根元のデンマンブローの技術もふまえながらやっていくので、復習しておいて下さい笑
まずはパーマがかかっている状態のウェット状態を、表面の水分は弾き飛ばして根元にデンマンを入れていきます。
その時に意識するところは、 やっている部分の根元にはボリュームが必要なのかです。
ポイント①の完成図と照らし合わせながら、ボリュームが必要なとことにはアップステムで、ハチ周りなどの収めたいところにはダウンステムで行います。
ほぼ、この作業で8割ほどの全体のバランスの綺麗さが決まります。
そしてもう1つその時に大事なのが、根元の方向です。
これもポイント①で書いたようにサイドは前に向かっていたり、割れ目がつかず別々の方向に向いている、その下地作りを根元で行います。
一つひとつのブロッキングごとに、 根元がどっちの方向を向いて、毛先はどっちを向いているのか。
そこをまず検証しながら練習するといいでしょう。
ちなみに、正直お店の方針にもよるかもしれませんが、ロールブラシのみでやっていくところもあれば、うちみたいにデンマンとロールの二種類を使うところもあると思います。
まぁ ぶっちゃけ綺麗にできるならどっちでもいいんですが笑
根元にデンマンを入れるメリットとしては、より綺麗な面の状態で方向付けができるので、強めのパーマがかかっていてもツヤがでやすいです。
デメリットはなれないとオーバードライになるのと、少しめんどくさいところですww
しかし、デンマンで正確に方向づけができると手やロールは簡単ですので、デンマンがオススメではあります。
おばブロのポイントその③ロールでの毛先の処理
さて、①と②ができていれば、ほぼ土台はできています。
おばちゃんブローはロールブラシの使い方の練習として用いられたりしますが、 実はクオリティを左右するのは根元のコントロールが8割なんです。
正直ここからは仕上がりのツヤ感やまとまりなどの、細かいクオリティアップのためにロールブラシを使用するという感覚でいいと思います。
中間から毛先に、適切な大きさのブラシを面を綺麗にしながら巻きつけていきます。
一回転から一回転半くらいがいいと思います。
巻きつけるのに回転数が多すぎるとグリグリしてバサついて言うことがききません。
ちなみに、マダム世代は白髪染めもしていますし、今回のようにパーマをかけているケースも多いです。
さらに髪も加齢をすると水分が保持しづらくなるので、ハンドブロー・根元のデンマンで毛先の水分を抜きすぎていないのが重要になります。
「乾きすぎたか…?」
と感じたら、思い切って毛先濡らしちゃいましょう笑
その方がクオリティは高いですし、 ポイントごとに確認しながらわけて練習するのはいいことです。
仕上がりはこのような感じです。
いやー、久々にやると楽しいですね笑
二枚目を見るとわかると思いますが、ウイッグだと耳あたりが浮きやすくなるので、 しっかり一度前に持っていってからリバースすると綺麗に流れやすいです。
おばブロのポイントまとめ
いかがでしたか?
全体のバランスを理解→大まかな土台の根元を作る→毛先をロールで綺麗なカールに
この3つの流れが自然にできると問題なく合格できると思います。
ちなみに、アシスタントのどの練習でも共通することですが。タイムは絶対にきちんとした仕上がりを作れるまでは意識してはいけません!!
正解をきちんと刷り込むのが大前提です。
集中して1時間かけて一回やって、その後は帰って自分の大切な時間を過ごして下さい。
もしわからないところや、やってるところを見てほしかったら、Hiroのツイッターまで気軽に連絡ください。
ゆるーくやっていきましょう笑
では!