前回のデンマンの毛先ブローに続き、今回は根元のデンマンのよるテンションブローの記事にいきましょう。
デンマンの根元テンションブロー
これについてはやらない美容室もあったりするみたいですね。
しかし、この根元をひっかけてテンションをかけながら行うブローは、 唯一根元の強いクセを伸ばすことができる大事な技術なんです。
ぶっちゃけロールブローはデンマンの毛先ブローができれば問題なくできます。(おばさまブローは別ですが…)
まずは動画を御覧いただきましょう。
根元のテンションブローのポイント①持ち方
デンマンブラシの正しい持ち方になります。
人差し指と親指で軽く持ち、他の3本は添えるだけになります。もちろん力は必要ありません。
動かすのは 人差し指と親指は軽く動かすだけでデンマンは十分動きます。
握りこんで手首で動かしてしまうと、続くと腱鞘炎になる恐れがあるので注意して下さい。
根元のテンションブローのポイント②角度
ブロッキングに対してのブラシの角度は 45度が基本になります。
ブラシを縦にいれるとテンションは弱くなり、逆に横に寝かせて入れると強く引っ張ってしまいます。
もちろん癖の強さや、髪の細さによって多少の調節は必要ですが、最初は基本通りのネープでもトップでも均一な45度を意識してください。
根元のテンションブローのポイントその③二列目に高温をあてる
前回の記事にも書いていますが、ブローには面が整っている状態で高温をあてる必要がありますので、①と②ですくったブラシにドライヤーをくっつけます。
そして 2~3回同じ工程をして乾くくらいが丁度いい水分量とスピードになります。
根元のテンションブローのまとめ
基本的に大切なポイントは毛先のブローと同じです。
- 面を綺麗に
- 高温をあてる
- 水分量のコントロール
この3つですね。
まずはハンドブローで表面の水分を飛ばし、今回の根元のテンションブローを行う。
そして、根元のクセやボリュームのコントロールができて乾いたら毛先のブローに変更し、毛先までツヤを出して収めていく。
この2つの記事でデンマンの検定合格記事は終わりです。
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ゆるーくやっていきましょう笑