さまざまな商品や情報があふれていますが、現役の美容師Hiroがテンスター ヘナカラートリートメントのを使って実際の使用感をレビューしていきます。
2019年の日本の人口は1億2000万人で、35歳以上の女性は4502万人と3分の1にあたり、白髪を気にしている女性は非常に多いです。
そんな女性の白髪の悩みを少しでも解消したいと考え、髪をダメージさせず自宅でも気軽に使えるカラートリートメントの色持ちや使用感を本音でお伝えしていきたいと思っています。
美容室でオススメを聞くと、そこで扱ってる商品しか教えてくれませんが、ここではあらゆるアイテムをホンネともにHiroがレビューしていきます。
今回のアイテムはテンスター ヘナカラートリートメント ダークブラウン (三宝)
市販品でブランドは三宝。
- テンスター ヘナカラートリートメントの使用感
- テンスター ヘナカラートリートメントの成分解析
- 白髪対応テンスター ヘナカラートリートメントのおすすめ度を画像とともにお伝えしていきます。
アマゾンでのみんなのクチコミは!?
- 持病で美容院に行けない私にぴったりです!
- 使いたい分だけ使えて便利!
- ヘナと書いてるけど、染料がヘナでないのがショック。
- 汗をかく仕事には不向きかも。
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実際に使った人のクチコミでした。では僕も実際に使ってレビューしていきます。
実際にテンスター ヘナカラートリートメントを使ってみた
購入したアイテムはこちら。
テンスター ヘナカラートリートメントはジアミン(酸化染料)不使用のアイテムです。
ジアミン染料は一般的なカラーに含まれている色素のことで、アレルギーの発症報告が多い物質です。
様々な色味や、1ステップで髪を明るくしながら発色させることができるのですが、一度アレルギーを起こしてしますと、どの酸化染料も使い続けることは難しくなります。
テンスター ヘナカラートリートメントはジアミン染料を使用せず、かぶれを起こしづらいHC色素と塩基性色素で白髪の中と外から着色し、さらに特許処方のミクロカラーコートが覆って着色と色持ちを持続させてくれます。
さらに市販品には珍しいヘナと加水分解ケラチンでハリ・コシUP
市販の1000円前後のトリートメントにこの成分が入っているのは珍しく、ヘナはインド原産の植物で美容業界では染料としてだけでなく、そのトリートメント効果にも注目されています。
髪のダメージホールに入りこみ加水分解ケラチンとともに髪の強度アップ効果があります。
内容成分の解析
次に成分を見ていきましょう。
水の次に多いのがミリスチルアルコール(保湿剤)、ベヘニルアルコール(油分)、ジメチルステアラミン(帯電防止)と、一般的なトリートメントに配合されているベース剤からのスタートで、特に髪に良いと言える始まりではないのが正直なところです。
とはいえ、前半の内容量が多い範囲にはヘンナ葉エキス、加水分解ケラチン(羊毛)、半ばにもシア脂、加水分解コンキオリン、オウゴン根エキス、アルテア根エキス、カンゾウ根エキス、ボタンエキス…などのエモリエント成分も数多く配合されていますので、保湿力もそれなりにあると期待できるな~というのが成分の解析結果です。
少し肌に刺激のある成分も入っていますので、実際に使ってレビューしていきたいと思います。
パッと見るとかなり目立つ…というか少し情報量が多くてゴチャゴチャした印象です。
ドラッグストアでも見つけやすいとは思います。
パッケージを取ると落ち着いたシンプルなデザイン。
出し口はオーソドックスに下向きで使いやすい仕様です。
気になる白髪の染まりは?
僕は白髪が無いので、こちらの人毛の白髪毛束を使ってカラートリートメントで染めていきたいと思います。
1つは白髪100%の毛束で、もう1つは白髪30%に黒髪70%の毛束です。
そしてこの白髪対応のカラートリートメントがこちら。
塗りやすい丁度いい粘り気です。
適量を塗布しました。
白髪の染まりと色味
第一印象としてはそこそこ染まったかな?というのが正直なところですが…
アップにして見てみると白浮きも見えてきます。
甘いのが目立ちやすい黒髪に30%白髪の方は、軽く白髪がボケたかなー?とは感じられそうです。
10分放置で1回洗っただけでは取れませんでした。
手は何度か洗うと自然と取れますが爪は取れづらいので、ネイルをしている方髪に塗ってからすぐに手を洗うか、手袋をしたほうが良さそう。
色持ちはなかなか良さげな印象。
ほんのり色落ちはしていますが、白髪100%ならあまり気になりません。
しかしコントラストが大きい黒髪と、色落ちした白髪では差を感じてしまいそうです。
手触りや質感はどうなの?使って検証してみた
トリートメントを出すと無香料で香りがしないので、誰にでも使っていただきやすい仕様です。
使っていて指通りなどの質感は良さそう。
トリートメントとして補修効果があるとまでは言えませんが、シャンプー後のきしみを抑える効果はありそう。
テンスター ヘナカラートリートメントの評価
染まり | |
色持ち | |
香り | |
コスパ | |
手触り | |
オススメ度 |
市販品にしてはそこそこの染まりや使用感があるものの、一度の使用では満足できるほどの染まりはではないかなーというのが正直な感想。
とはいえドラッグストアで手に入り、1000円前後にしてはそれなりのエモリエント成分で、ダメージを気にしている人にも、他のトリートメント無しで使用できるくらいのパフォーマンスはありそうです。
白髪染めやパーマをしていると、どうしてもダメージがあるのですが、わざわざ同じ日にカラートリートメントと両使いしなくてもいいくらいにはまとまりが出ます。
遠慮なく数日続けて使用できるコストなので、悪くはないかも。
とはいえ、「値段にしては」という注釈も必要なので、気軽に始めてみたい人にはオススメです。
全ラインナップ
悩める女性にオススメできる?実際の感想!
- 香料が苦手な人
- 安めのアイテムをこまめに使いたい人
- 白髪対応の入門編として使ってみたいひと
などにはオススメです。
良くも悪くも「そこそこ」「値段なり」と言えるアイテムになっていますので、気軽に使ってみたい人はぜひ。
白髪対応のテンスター カラートリートメント(三宝)の感想は以上になります。
白髪に悩む女性に少しでもお力になれれば幸いです。
僕がオススメしたいアイテムですのでぜひご一読ください。
利尻昆布カラートリートメント(自然派clubサスティ)
ルプルプカラートリートメント(Jコンテンツ)
スカルプD ボーテ カラートリートメント(アンファー)
カラートリートメントの使用実験の方法について
様々なブランドから発売されているカラートリートメントには、そのブランドごとのオススメ使用法保があります。
やはり時間を長くすればするほど染まりがいいのがカラートリートメントなので、公平に実験結果を出すために、
- たっぷりつけて10分放置
- しっかり流して一度目の結果
- その後5回シャンプーしてその結果
の3工程に固定して記事を書いています。
カラートリートメンのメリットとデメリット
まずはメリットから。
次にデメリットです。
メリットとデメリットをふまえて、使い方さえ間違えなければ白髪対策として優秀なアイテムになりますので、ぜひご検討ください。