お久しぶりです、Hiroです。
気づいたら半年以上更新してませんでした…
時の流れの早さにビビっております(笑)
仕事してるか寝てるか酔ってるかでした
うーん、平常運転
今回はお客様からのご質問や、来店きっかけになっている「白髪ぼかし」とはなんぞやってところに切り込んでみようかなと思います。
くせ毛の方で、白髪ぼかしをお考えの方はメリット・デメリットをお読みいただいてからの施術をおすすめします。
白髪ぼかし後の縮毛矯正の施術例は、最後にまとめて載せていますのでぜひ。
巷で話題の白髪ぼかしって何?
ここ最近、インスタをはじめSNSでよく目にする「白髪ぼかし」。
一般的には根元から極細のハイライトを使ったり、グラデーション、ハイトーンにするなど様々なテクニックで白髪を気にならなくする技術です。
- 白髪でも明るく染めたい
- 染める頻度を減らしたい
- 白髪染めはなんとなく嫌
こういったお悩みを解決してくれる白髪ぼかしですが、実際のところどういった薬剤や、手法なのかを知らずに施術をお願いする方が増えています。
その結果…
「え!?一ヶ月後にすっごい金髪になったんですけど!?」
「縮毛矯正はできないってどういうこと!?」
といった、他店で白髪ぼかしをしたくせ毛のお客様からのご相談が増えています。
ではなぜこういったことが起こるのか解説していきます。
白髪ぼかしは多くの場合ブリーチを使用しています
わりと白髪ぼかしの記事では、ハイライトや立体感などといったキャッチーな響きのワードをタイトルにしています
ですが「ブリーチです」と書いていない記事や、ダメージが無いかのように書かれている記事もよく目にします。
ブリーチを使う理由としては、白髪染めを繰り返している髪には、濃い染料が強いロックで結びついています。
その状態に普通のカラー剤の一番明るい色を重ねても、染料によっては全く明るくなりません。
そこで使用するのがブリーチや脱染剤といった、強アルカリでの脱色です。
そして部分的にオレンジっぽく金髪になったベースに、全体に赤みを消すアッシュやグレーなどをかけて、いい感じの明るく白髪と馴染みのいいハイライトを入れるのが白髪ぼかしです。
もう一度言います。
ブリーチや脱染剤といった、強アルカリでの脱色です。
ブリーチや脱染剤といった、強アルカリでの脱色です
3回目ぇっ
白髪をぼかすということは、より白髪に近い色をランダムにぶつけるということです。
暗い色ではコントラストがはっきりしてしまい、すぐ根元の白髪との境目が出ますからね。
そして一度脱色してしまった髪にイイ感じの色を乗せても、どんどんと染料は抜けていって、すぐに一度ブリーチした金髪に戻っていきます。
もちろん、キレイに入ったハイライトにオンカラーするのは素敵なデザインです。
ですが現実的にすぐにキンキンな色になってしまうのも事実です。
ではその対処法としてどうするかというと、
「明るくなってきたし、白髪も出てきたから染めよう」
…?
白髪が気にならなくなっても違う問題出てね?
ということで結局、カラーの頻度は落ちないケース、傷みで質感が荒れる、こんなに明るくするつもりじゃなかったのにと、いろいろなデメリットも存在します。
白髪ぼかしと縮毛矯正、くせ毛について
以前の記事でもかいたのですが、縮毛矯正とランダムなハイライトは相性がよくありません。
ランダムなブリーチによるハイダメージと、普通のカラーのミドルダメージを均等に反応させるのは不可能です。
もちろん酸性系の縮毛矯正でしたら、施術は不可能ではありませんが、あくまでもパーマ液なので限界があります。
となるとハイダメージに合わせた薬剤選定になるので、その他のクセの伸びが悪くなります。
くせ毛の方が白髪ぼかしをするには
- 縮毛矯正を諦める
- クセの伸びを諦める
- 縮毛矯正をしてすぐのストレートになっているところにハイライトを入れる
の3択になります。
最後のは案外いけそうな気がすると思います。
ですが白髪ぼかしは根元の白髪をわかりづらくしなければ意味がないので、根元ギリギリに入れる必要があります。
なので根元すぐはかけられない縮毛矯正して、そこからのハイライトも微妙なんです。
ちなみに僕のくせ毛のお客様で、ハイライトを入れる時は縮毛矯正の直後ですね。
白髪ぼかしのメリット・デメリットのまとめ
ここまで色々書いてきましたが、僕は白髪ぼかしを否定しているわけではありません。
それも一つのデザインだし、お客様からのニーズに応えた結果ですので、悪とは思っていません。
ですが、メリットだけを押し出している売り方は好きではありません。
個人的な見解です。
守りに入るチキンかな?
ではまとめます。
メリット | デメリット |
---|---|
明るく染められる オシャレな仕上がり 色味がキレイ カラーの頻度が下がる(人による) | ダメージがある すぐに色が抜ける 料金が高い カラーの頻度が上がる(人による) |
メリットとデメリットにカラーの頻度の矛盾がありますが、実際に白髪が気になりづらくなる人もいれば、明るくなりすぎて全体カラーで暗くするのに頻度が上がる人もいるからです。
何より大切なのが、お客様に自分の売りであるメニューのデメリットを、きちんと説明していますか?ということに尽きます。
聞こえがイイことだけ言ってると、結局は顧客満足に繋がらなず、逆にお客様に悩みが増えてしまうので、この記事を書きました。
白髪ぼかし後の縮毛矯正の施術例
えー、前述の通り完璧にはいきません
もちろん今のクセよりも落ち着けたり、キンキンしすぎる髪に色持ちのいい配合のメソッドはありますが、「素材なりに」キレイにしますといった感じになります。
全体にブリーチの白髪ぼかしが入っていて、カットもバラバラです。
ハンドドライのみです。
やはり中間以降の毛羽立ちが残ります。
これはハイライトが入っていない大部分の伸びが少し悪いからです。
こちらは三ヶ月前に、白髪ぼかしという名の普通に全体ブリーチが入った髪です。
まぁ「白髪ぼかしはこのテクニック」という決まりはないので、名前だけのケースもあります。
月に数回トーンダウンのカラーをされているので落ち着いて見えますが、結構ダメージ感がありますしすぐ金髪になってしまうようです。
ランダムなブリーチよりはクオリティが高いですね。
最後。
アフターはこちら。
それぞれの髪に適した濃度で、酸性系の縮毛矯正をかけています。
それも決して万能薬ではないので、過信はしていませんが(笑)
まずは自分がやりたいと思っているメニューについて、お客様自身がよく知ることも大切だと思っています。
ケアブリーチなどの減力剤や、オリジナルなブリーチとか色々な謳い文句もありますがブリーチです。
やってみたくなるのが悪いことではありませんし、個人的にはやっていないので僕のお客様が他店に白髪ぼかし行くのを止めるつもりはありません(笑)
ただメリットやデメリット、あとはタイミングもありますので、一度信頼できる美容師さんに相談するのがいいと思います。
白髪ぼかしのご利用は計画的に。
横浜・東京など関東全域はもちろん、全国からも多数ご来店いただいてる上大岡の美容室リベルタ。
抗がん剤後や縮毛矯正の補修、パーマの失敗対応などは、下記の公式ラインかお電話(0453708455)でご予約をお願いします。
毎週火曜定休以外のお休みや基本マンツーマン対応のため、お電話は施術内容によっては取れないケースがありますので、出ないときはお手数ですが日時をずらしてお電話ください。
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